浄土真宗親鸞会を考える 新・ハトの会

親鸞会教義の誤りや問題点をまとめて行きたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

現代医療を知らない人が、医療についての妄想を書いた話

2009.09.29 (Tue)

 ある講師部員が、ブログ内で医療についての無知からくる暴言を吐いたので、少々突っ込みます。

 問題なのは、

自分がガンの末期となり、医者という医者から匙を投げられ途方に暮れていたところ、ある所にそのガンを治してくれる医者がいると知れば、仕事をやめてでも診察を受けにいくだろう。その時、その医師の指示に絶対従うのではないか?「手術します」と言われて、そんなの嫌です。そんな押し付けは民主主義の精神に反します、傲慢だ、とか言って治療を拒むものだろうか?
そのガンを根絶したいなら私の言ったとおりにしなさいと、医師ならば当然言うだろうし、でも、病気を治したいと思うかどうかは本人の問題である。

病の深刻さを知り、何とか治したいと思うならば、医師の指示には絶対服従が善いか、悪いか、民主主義の価値観を共有する現代に照らしていかがなものか?などという論題がいかに無意味なものか分かるだろう。


というくだりです。

 何を根拠にこんなことを吐いたかは知りませんが、現代の医療の世界では、医療行為を行なう前に、前もって患者に、
・診断内容
・予定される治療法の目的・性質・効果・成功の可能性
・治療後の予想
・費用
・他のふさわしい治療法

を伝え、同意を得た上で医療行為にあたるインフォームド・コンセントが原則となっております。

 インフォームド・コンセントが世界的に普及してきた歴史をたどってみましょう。
 1947年には、ニュールンベルグ綱領で医学的研究のための被験者の意思と自由を保護するガイドラインが定められました。

 1964年、フィンランドの首都ヘルシンキにおいて開かれた世界医師会第18回総会で採択されたヘルシンキ宣言では、
・患者・被験者福利の尊重。
・本人の自発的・自由意思による参加。
・インフォームド・コンセント取得の必要。
・倫理審査委員会の存在。
・常識的な医学研究であること

という原則が定められます。

 ヘルシンキ宣言までは、医療実験に関するインフォームド・コンセントでありましたが、1981年に世界医師会総会で採択されたリスボン宣言では、患者の権利として、
・良質の医療を受ける権利
・選択の自由
・自己決定権
・尊厳性への権利

等が定められました。

 こうしたガイドラインに沿って、医療現場では説明と同意があってからの治療という形態をとっているのですが、どうもある講師部員はそれを知らないようです。文章伝道に携わるのだから、取材くらいきちんとしてもらいたいものです。これでは、会長の嫌う「頭で書いた文章」と文句を言われても仕方がないでしょう。

«  | HOME |  »

プロフィール

カウフマン

Author:カウフマン
かつて浄土真宗親鸞会の学生部、青年部、支部にて幹部として活動しておりました。現役時代から会の教義について疑問を抱きつつ活動しておりましたが、最終的には「浄土真宗親鸞会の教義は浄土真宗ではない」と袂を分かちました。退会後、元会員の方々のブログでお世話になり、法に接していくにつれ、次第にそのMCも晴れ、今日までのS会での悪疑を恥づるに余念がありません。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

連絡は
adolf_kauffman0521@livedoor.com
まで!

最新トラックバック

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。